シャドーイングの教材は何を使えばいい?レベル別・カテゴリ別の選び方
最終更新:
2026年8月2日

シャドーイングを始めようと思ったとき、最初に迷うのが「何を使えばいいか」です。
書籍、アプリ、YouTube、ラジオ、ドラマ。選択肢が多く、どれから手をつければいいかわからないこともあります。レベルに合わない教材だと、頑張っても音を追うことに終わり、発音やリズムの練習にならないことがあります。
この記事では、11年間の英語学習指導の実績に基づいて、教材選びの基準と、レベル別の例をまとめます。
💡シャドーイングの教材選びで最も重要な条件は、①英語学習者向けに設計された音源であること・②テキストを読んで8〜9割理解できるレベルであること・③「簡単すぎかな」と感じるくらいの難易度であることの3点で、この基準を満たせばジャンルは問わない。
シャドーイングに何を使えばいいか迷ったら、まず3条件で選ぶ

シャドーイングの教材は、以下3つの条件で選びましょう。
誰かのおすすめではなく、自分に合うかどうかを大切にしましょう。
1.英語学習者向けに作られた音声であること
ネイティブ同士の日常会話や、映画・ドラマの音声は、シャドーイングの最初の教材には向きません。発音が崩れていたり、省略やスラングが多かったり、速すぎることが多いからです。
学習者向けの音源は、発音が聞き取りやすく、スピードも抑えめに設計されているものが多いです。初心者から中級くらいまでは、こうした音源で耳と口の型を作る方が楽です。「生の英語」は、ある程度追えるようになってからで十分です。
2.自分が身につけたい発音に合っていること
アメリカ英語とイギリス英語は、どちらが正しいという話ではありません。ただ、教材ごとにアクセントが違うと混乱しやすいので、最初のうちはどちらかに揃えた方がよいです。ビジネスや日常で使う予定の方に合わせて、話者の発音を選んでください。
3.「簡単すぎかな」と感じるレベルであること
これが3つのなかでもっとも大切なことです。
難しすぎる教材は、シャドーイングでいちばん多い失敗パターンです。苦しくなって、そもそも続けられなくなってしまいます。
テキストを読んで8〜9割わかり、音声は7割前後聞き取れる。少し簡単に感じるくらいが、ちょうどよい目安です。内容の難しさより、発音とリズムを再現できるかの方が大事です。中学英語レベルから始めて問題ありません。
💡シャドーイングのやり方を先に確認しておくと、教材選びの基準が理解しやすくなります
どんなレベルの方にもフィットするフラミンゴのシャドーイングアプリ

フラミンゴのシャドーイングアプリはそれぞれのレベルに合わせた教材が完備されています。
また、「教材リクエスト機能」で、自分が興味があるテーマのシャドーイング教材を追加することもできます。
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英語初心者向けの教材

これから英語学習に本腰を入れる方、リスニングに自信がない方向けです。
書籍(シャドーイング専用)
『決定版 英語シャドーイング[超入門]』(コスモピア)
シャドーイング専用の入門書。CD付きで、短い文から段階的に練習できます。初めて取り組むなら、ここから入る人が多い一冊です。
『新ゼロからスタートシャドーイング 入門編』(Jリサーチ出版)
完全初心者向けで、やり方の説明も丁寧です。音声スピードが抑えめで、口が追いつきにくい人でも回しやすいです。
『NOBU式トレーニング 話すための中学英語』
中学英語レベルの文で練習できます。「簡単すぎる」くらいから始めたい人向けです。
NHKラジオ・無料コンテンツ
NHKラジオ「基礎英語」シリーズ(NHKゴガク・らじるらじる)
長く続いている語学番組で、音声がクリアです。無料で聴けるので、毎日の習慣にしやすいです。
VOA Learning English
アメリカのVOAが学習者向けに配信しているコンテンツです。Slow English版はスピードが抑えられており、初級でも取り組みやすいです。スクリプトも無料で入手できます。
YouTube
BBC Learning English
発音がはっきりしており、学習者向けの動画が多いです。スクリプト付きのものもあり、シャドーイングに使いやすいです。
イングリッシュブートキャンプ
日本人学習者向けの動画が多く、発音の癖に触れながら練習しやすいです。
英語中級者向けの教材

基本的な英語は聞き取れるが、スピードや語彙でつまずく方向けです。
書籍
『速読速聴・英単語 Basic 2400』(Z会)
単語集ですが、ナチュラルに近いスピードの英文と音声があります。語彙を増やしながらシャドーイングもできます。
『音読で攻略 TOEIC L&R テスト 出る文80』
TOEIC形式の英文で練習できます。ビジネス寄りの文に慣れたい人向けです。
ポッドキャスト・ラジオ
NHKラジオ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」
やさしい英語で、日本の文化や歴史を紹介する番組です。初級より一段上の、次のステップとして使いやすいです。スクリプトはNHKゴガクで入手できます。
バイリンガルニュース
日英を交互に話すポッドキャストで、内容が追いやすく続けやすいです。ナチュラルなスピードに慣れたい中級者向けです。
YouTube
English Coach Chad
アメリカ英語の発音・スピーキング中心の動画が多いです。スクリプトを自分で用意すれば、シャドーイングの素材になります。
Kendra's Language School
日常会話からビジネスまで幅があります。話者がゆっくりはっきり話す動画が多く、練習しやすいです。
英語上級者向けの教材

リスニング・スピーキングに慣れており、さらに負荷を上げたい方向けです。
TED・Audible
TED(ted.com)
プレゼン動画のスクリプトがサイト上にあり、シャドーイングに向いています。話者ごとに発音やスピードが違うので、同じ話者の動画から始めると練習しやすいです。
Audible・audiobook.jp
ネイティブが朗読した英語の本です。ナレーターの発音が安定しており、長めの文を通して練習できます。興味のあるジャンルを選ぶと続けやすいです。
映画・ドラマを使うとき
モチベーションは上がりやすい反面、初心者〜中級がそのまま使うと次のような点に注意が必要です。
発音が崩れた口語やスラングが多い
登場人物ごとに発音・スピードがばらつく
スクリプトが手に入らないことがある
英語字幕が入手できる作品や、比較的ゆっくり話すシーンに絞ると、学習向きです。ドラマや映画は、基礎ができてから向いたほうがいいです。
独学で発音がわからなくなったとき
シャドーイングを一人で続けると、「自分の発音が合っているかわからない」で止まる人が多いです。
録音と添削
録音して元音源と聴き比べる習慣を入れておいてください。それでも、「r」と「l」、「th」、単語のつなぎ方(リンキング)などは、自分の耳だけでは判断がつかないことがあります。間違ったまま繰り返すと、癖が定着します。
添削付きのサービスなら、録音にコーチが返信してくれます。「ここがずれている」「このリズムが惜しい」といった指摘があると、直す速度が上がります。
フラミンゴのシャドーイングアプリ

フラミンゴのシャドーイングアプリは、録音を送ると英語コーチが添削して返してくれるサービスです。練習から添削までアプリ内でできるので、教材を別途探さなくても始められます。通勤や昼休みの10分でも回せます。
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まとめ
教材選びは、次の3点を先に確認してください。
英語学習者向けの音声か(ネイティブ向けの会話・ドラマは後回し)
アメリカ英語・イギリス英語のどちらかに揃えているか
「簡単すぎかな」と感じるレベルか
初級は、シャドーイング入門書やNHK基礎英語、VOAあたりから。中級は、TOEIC系の書籍やエンジョイ・シンプル・イングリッシュ、バイリンガルニュース。上級は、TEDやAudible、条件を守ったドラマなど。
最初の1〜2週間は同じ素材を繰り返し、録音して元音源と比べる。発音に迷ったら、添削を使うと挫折しにくくなります。フラミンゴのシャドーイングアプリは7日間無料で試せます。
💡教材を選んでも続かない場合の対処法はこちら
